【popIn】mineoの公式サイト『マイネ王』は広告ブロックアプリOFF推奨【Baidu】
このEveryPhone ACは初めてがっつり利用するAndroid機なんですが、まだ素の状態で利用しています。それこそ今回の話題でもある広告ブロックアプリすら入れていない状態。
だからこそ見えた物もあるので今回はその話を。
ケースについては以下参照
マイネ王のおすすめ記事一覧表示
事の始まりは私が現在契約しているMVNOのmineoの公式コミュニティサイト『マイネ王』をEveryPhone AC見ていた時。普段と見慣れない おすすめ記事一覧 が画面上に表示された。
そう言えば、5月末の機能改善でそんな事を運営が言っていたのを思い出しました。
4.おすすめ記事の追加(スタッグブログ、Q&A、掲示板)(6月1日 10:00より開始)
→ 各コンテンツをより楽しんでいただくために、関連する記事や投稿をレコメンドとして表示する機能を具備いたしました。表示される場所は、以下の通りです。
・スタッフブログ:記事とコメント一覧の間
・Q&A、掲示板:ページの最下部
【予告】5月31日(水)のマイネ王メンテナンスと機能改善のお知らせ
マイネ王の広告ブロックOFF表示
では実際に広告ブロックをオン・オフした状態でどう見えるのかをチェックします。
まずはスマホ版で表示。広告ブロックアプリをオフにすると関連記事が出てきます。
次にパソコンでの表示。こちらも同じく。
それぞれ見事に広告ブロックアプリON時には影響され、おすすめ記事一覧が表示されていない。
ちなみにiPhone利用の方で、特定サイトの一瞬だけ広告ブロックアプリ(コンテンツブロッカー)機能をオフにしたい場合は、右上の再読み込みボタンを長押しすると ”コンテンツブロッカーなしで再読み込み” が出てくるので再設定が面倒だという方はそちらでチェックしてみてください。
おすすめ記事一覧ツールを提供している会社
当初はアフィについて語ろうかと思っていたが、このおすすめ記事一覧を提供している会社が気になったので少し方向転換。
このおすすめ記事一覧を提供しているのは popIn と言う会社。
おすすめ記事一覧の右下に Recommended by popIn と出ています。またそちらをクリックしてみるとおすすめ記事一覧についての説明も表示されます。
このpopInのHPを見ると、このブログで表示している記事下のカテゴリ別の新着記事や最下部のGoogleAnalyticsを利用したランキングより、PVを伸ばしそうなツールであると感じた。
“読まれる記事”をレコメンド
“読まれる"記事であればあるほど、サイト外に離脱する確率が低くなります。つまり、”読まれる”記事を中心に、内容関連性/リアルタイムアクセス/ソーシャル/行動履歴といった複数のアルゴリズムで記事をおすすめすることで、「熟読のループ」が作り出されます。これにより、PVや滞在時間を伸ばしながらユーザーとのエンゲージメント強化することができます。
popIn - ネイティブ広告に対応した、コンテンツ発見プラットフォーム
さらにこのツールは大手メディアも多く採用しているようである。
popInの利用料金
上記の様に、性能は恐らく抜群。
となるとこんなブログをやっている手前、可能なら採用したい所。そこで気になるのが利用料金。
HPでは料金は確認出来なかったので、別サイトで料金を確認すると月額5万円。
これだけの高機能ながらも、利用料金は驚くほど安い。月間で1000万ページビューまでのメディアサイトでは、月額5万円(初期費用は0円)! また、月間で数億PVを超える巨大メディアサイトでの導入実績もある。
広告収益が6倍に!大手メディアも多数採用する検索サービス「popIn(ポップイン)」 | IT・インターネット | スマビ総研 | ベンチャー・起業家ニュース
それぞれ契約内容で価格は少し違ってくると思うのだが、さすがに月間PV約75,000レベルのこのブログで月5万円は無理。採用した結果、広告収入が6倍に増えたとしても全く割に合わない。
という事で完全に大手サイト向けのツールだと思います。むしろこれを採用しているところは結構なアクセス数を誇るサイトの証明かもしれない。
一応このブログで過去現在利用していたツールで無料で利用出来る物もありますので、ブログやっている方は是非導入を。
popInとバイドゥ
popInを調べている中で目についたのが、バイドゥ(Baidu/百度)との関係性。
バイドゥは言わずと知れた中国の検索エンジンの最大手の企業なわけですが、2015年にpopInを買収している。
東大発ベンチャーの「popIn」をバイドゥ(百度)が買収した。バイドゥが2015年5月に全株式を取得し、経営を統合。法人としてのpopInは独立して事業を継続。今後popInでは国内事業はそのまま継続し、世界市場へはアジアを中心にバイドゥとともに世界展開していくという。
広告収益が6倍に!大手メディアも多数採用する検索サービス「popIn(ポップイン)」 | IT・インターネット | スマビ総研 | ベンチャー・起業家ニュース
バイドゥと言えばBaidu IMEとSimejiでの入力文字の不正送信問題や、他社サービスのサーバーへの不正アクセス問題が記憶に残っている人も多いでしょう。
バイドゥまとめ
— Mitsuaki Ishimoto (@mitsuaki_i) 2015年11月10日
■IME入力情報無断送信→バグでした
■他社サーバーに30万回アクセス→中国にいる研究員が勝手にやりました
■BaiduIMEがソフトを勝手にインストール→障害でした
■Simeji詐欺広告→代理店が勝手にやりました
■バックドア→脆弱性でした [New!]
個人的には、詳細をまとめているブログ等に削除要請をしている所に引いている。
上記の場合はバイドゥ側が取り下げたようだが、要請に応じたブログもある。
この手の削除要請に動いているようで、他にも削除要請が届いたブログも。
怖いですね~修正依頼的な物を挟まずに、いきなりプロバイダーを通してガチで動いている所に本気の怖さを感じます。もちろん該当ブログの影響力も多分に加味されての対応だと思いますが、この対応は恐ろしい。
ちなみにその後のとあるインタビュー記事によると確認不足のまま削除依頼を出したみたいです。
―― 削除依頼があったとしても、投稿者自身が「いや、これは名誉毀損にあたらない」「正当な批判である」と反論したら、削除されない場合もあるということですね。
高橋氏 そういうことです。ともあれ今回は、確認不足のまま削除依頼をプロバイダーさんに送ってしまい、ブロガーの方からすると名誉毀損にならないよう注意深く記事を書いたはずなのにプロバイダー側から問い合わせを受けるという事態になってしまいました。
再確認したところ、内容は確かに報道内容を時系列に沿って丁寧にまとめたもので、大変な労力がかかっており、一連の不祥事に関するアーカイブ的な価値が高い貴重な記事であると思いました。その点に気が付かなかったのは、本当に申し訳ありません。また、法律にのっとって対応しただけのプロバイダーさんにもご迷惑をおかけしました。
「Simeji」は本当にアブないアプリなのか? ホワイトハッカーが厳しくチェックした結果…… - ITmedia Mobile
上記は先のはてなでの騒動についての言及だと思うのですが、捻くれた見方をすると騒動が大きくなったから取り消したようにも見える。では削除に対応したブログにはどう対応したのだろうか。
まとめ
上記のような事は個人的に引いている事なので、過剰に反応をさせるつもりはない。それこそマイネ王でpopInの問題が起きた場合はmineoがきちんと対応と説明もあるでしょうから安心だと思っている。
怪しいで言えば、この私が利用しているFC2はどうなんだとも思う部分はありますし、それこそ生活に密着しすぎているGoogleは安心なのかってのもあるので、大なり小なりどこの企業への不信感はある。まぁ削除要請までしてくる企業は稀だと思いますけど。
当初書こうと思っていた内容からはからり逸れたが、趣旨としてはマイネ王は広告ブロックOFFで見ると面白い記事が見つかる可能性があるって事です。
もちろんマイネ王に限らずで、確かに広告はウザいし私もパソコンとiPhoneで広告ブロックは入れている。しかしサイトを提供している身としては広告以外の見て欲しい部分も見えないのも少し悲しいのは確か。
という事で、普段見ているサイトでも広告ブロックをオフにすると意外な発見があるかもしれないって話でした。
iPhone利用の方におすすめな広告ブロックアプリは以下参照。
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