新SMS『+メッセージ』で2台持ちの運用方法が変わるかも【2018年5月9日サービス開始】

もうご存知の方も多いと思いますが、2018年5月9日よりSMS(ショートメッセージサービス)が進化し、『+メッセージ(プラスメッセージ)』というサービスが始まります。

SMSと同じく電話番号でメッセージを送れ、最大のポイントがパケット通信料でやり取りできる点。SMSはdocomoで言えば送信に3~30円(*文字数で変動)、受信は無料なのですが、送信に料金が発生する点で、EメールやLINEに比べどうしても見劣りしてしまう部分で、これがパケット対応になったのは間違いなく利用頻度は上がるでしょう。

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報道発表資料 : SMSの機能を進化させた新サービス「+メッセージ」を提供開始 | お知らせ | NTTドコモ


更新履歴


【2018年】
05月11日:+メッセージサービス開始
04月25日:初回投稿

端末と電話番号とアプリのひも付け


その他、写真や動画、スタンプも送れる『+メッセージ』は大変楽しみではあるのですが、私の状況ではちょっと気になることが。

この『+メッセージ』はSMSの上位互換ではあるが、使用するには専用アプリが必要。SMSとの併用はこうなるよう。

SMSにつきましては、Android端末ご利用の方は+メッセージアプリから送受信をすることができます。iOS端末ご利用の方は、プリインストールされているメッセージアプリでの送受信になります。


+メッセージ(プラスメッセージ) | サービス・機能 | NTTドコモ


現在の私の状況が、MVNOのmineoを利用した2台持ち。

iPhone→mineoデータSIM
ガラケー→docomo音声契約

ちなみに『+メッセージ』はMVNOに対応するかは未定。まぁ恐らく対応していくことにになるでしょう。

『+メッセージ』を使えるiPhoneで、電話番号の認識だけして、あとはSIMを外しても該当電話番号で利用できるなら全く問題はないが、どうなるんでしょうねこの辺は。出来ないとなると今後の2台持ち含めていろいろ考えなきゃな~という所。

場合によっては1台持ちや、AndroidOSに対応しているガラケー(+メッセージがインストール可能な端末)にする必要が出てきます。

もう一つ注意点として、docomoでは『+メッセージ』の利用にはspモードの契約が必要なようです。

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私の場合はメルアドを維持したいのもあって、docomoの音声回線はspモードも付けているので問題ありませんが、完全に通話用でspモード付けていない人はちょっと注意が必要。

『+メッセージ』は流行するか


まだ配信前から前述のようにどうしようかと考えてたりするわけですが、そもそも論としてこの『+メッセージ』が一般的に流行するのか?ってのがあります。

『+メッセージ』の話題で出てくるのが、LINE。打倒LINEなんて言葉も見かけますが、サービス開始からいきなり入れ替わるってのはない。と言いつつも長いスパンで見ればLINEに変わる可能性は十分あるかなって感じですね。

というのが『+メッセージ』はスマホの基本機能で、サービス開始以降のスマホ(*キャリア販売)にはプリインストールされるであろう点。入り口としては結構広いのではないでしょうか。問題は自分はサービスに対応していても相手がってのはある。その場合でもSMSでやり取りできる様ですが、対応していない方からすうると「えっSMS?お金かかる・・」と、暫く認知が進むまで多少の問題は怒るかもしれない。

もう一つはLINEの没落。

LINEはそれこそ利用者も多いし、その知名度を活かしたら何でも事業は上手くいくんだろうなと、私自身結構過大評価していた部分があります。

しかし以下の2つの事業を見て少し考えが変わった。

LINE MALL
LINEモバイル

LINE MALLは2013年12月から始まったLINEのフリマアプリで、2016年5月にサービス終了。

LINEモバイルはLINEのMVNO事業で2016年9月にサービス開始、2018年3月にソフトバンク傘下に。

フリマアプリとMVNO。業界が盛り上がっているであろう状態で、圧倒的知名度を誇るLINEがやれば成功するであろうと思っていたが現状はこう。逆に見切りというか、切り替えの早さは凄いなと思ったりも。

LINEでもこんな場合もあるので決して盤石な状態ではなく、主なメッセージのやり取りが『+メッセージ』に切り替わる可能性も十分にあるかなという感じです。

打倒LINE


上記とは別に、個人的なところで言うと、『+メッセージ』に切り替えたいという部分があります。まぁ別に『+メッセージ』じゃないといけないってことではなく、LINEとは別の物を使いたい。

そんな事を書いている時に思ったのが、LINEって結構前から使っている様な気はするけど、何時から使っていたっけかなぁと思い、調べてみました。

2010年1月:iPhone利用開始

2011年6月LINEサービス開始

2012年1月:LINEインストール

*アプリのダウンロード日は、[App Store]→[右上アイコン]→[購入済み]で確認できます。

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振り返ってみましたが、使い始めた動機については全く記憶にない。LINE使用歴についてはそこそこ。

最近というか結構前から思っていたのですが、LINEがごちゃごちゃしてきている感が凄い。最近は友だち登録を応募条件にしている企業や店も多く、色々友だち登録が増えていったり。

マイページなんかでスタンプショップや着せかえショップにNEWアイコンが付くのがウザいなと思ったりしてます。シーマ様なら「ガイドビーコンなんかだすな」とブチ切れですよ。

でごちゃごちゃしたりするからか、起動が遅くなったりしてゲンナリ。私自身はシンプルにメッセージがやり取り出来ればいいんですけどね。一応LINE Liteという軽量版もあるようですが、現状Androidのみ。


上記の様に最近のLINEのごちゃごちゃ感には辟易しているので、今回の『+メッセージ』が使い勝手がよく、周りの使用率も上がれば、個人的には嬉しいところ。

ちなみにLINE自体に嫌い的な感情は無く、むしろ好きなぐらい。いやLINEが好きというより、LINEのキャラクターのブラウンとコニーが好きではあります。

通話用の端末を変えるかも


認証だけさせればSIMを抜いても使えるのかとか、流行るのかだったり、流行るにしても時間はかかるだろうってのはありますが、個人的には使っていきたい『+メッセージ』。

先の使用する電話番号のSIMを入れっぱにしないとなった時に、データ用で使っているiPhoneは使えない。(*一応mineoはSMSも追加オプションで付けているので、MVNOも対応になったら使える)

そうなると通用の機種をAndroid対応にする必要があるんですが、現状のAndroidOSのガラケーに興味が沸かないんですよね。まぁ数年後に1周回って欲しくなってる可能性はある。

なんせ折りたたみばかりで、サイズや重量もそこそこ。じゃあXperia Rayみたいな小さいスマホかというと、以前通話用の候補として購入してみましたが、iPhoneとXperia Rayで2つも前面タッチタイプはちょっと・・・。そしてバッテリー持ちもガラケーの方が断然良かったので、通話用で使うのは止めた。

そんな自分ですが、先日非常に興味がある端末の登場が告知された。それは世界最小スマホを出したUnihertzが、今度は世界最小タフネス端末を出すという情報。


タフネススマホはサイズがどうしても大きいイメージあったのですが、小さいなら興味を惹かれる部分。そして小さいスマホはどうしてもバッテリーサイズも小さく、バッテリー持ちが悪い印象があったが、この世界最小タフネス端末の『Atom』はバッテリーが2000mAh。

参考として

iPhone5s:1560mah
iPhone8:1821mAh
iPhone X:2716mAh

問題は通話用SIMなので、通信が・・・。一応spモードは契約しているのでアプリは使えるのだろうが、Wi-Fi環境限定ってことになり、それもちょっとといった所。

兎にも角にも、『+メッセージ』にせよ、『Atom』にせよ、選択肢が増えるのは色々妄想して面白いです。

+メッセージサービス開始


*更新:2018.05.11

5月9日より『+メッセージ』のサービス開始されました。

iOS版はまだ先なようで、Androidが先行。


持っているAndroid機で試そうと思ったが、SIMフリー機だと対応してないんですね。

しかしファイルをぶっこ抜いて入れれば可能なよう。しかしdocomo版を抜くにはdocomoの機種が必要と。しかしファイルをアップしてくれている人がいる、これがiPhoneユーザーには分からない、Androidの面白いところなんでしょうか。

何とか試せそうと思ったのだが、面倒だからiOS版が出てからでいいかなと。

そう考えた時に肝心要な事を思い出しました、私が『+メッセージ』で使いたいdocomoの回線の番号の契約SIMはFOMA SIM。2016年に無料通話付きのプランの方がいいかと変更していました。それプラス、持ち込みバリューを試したいのも。


で、このFOMA SIMはスマホで使えないと。

前回書いたように世界最小タフネススマホ『Atom』を通話用にとも書いたが、それもNG。一応AtomはDSDSみたいなので使えるのか?と思ったりもするが、その辺の今後の事も考えるとFOMAプランは止めようかとも思ったり。

取りあえず『+メッセージ』の反応を見ていると、流行るにしても時間は掛かりそうな印象です。SoftBankも配信止めたりって案内も出ていたり、『+メッセージ』にマイナスイメージが・・・。

2018年5月9日(水)よりサービスの提供を開始しました「+メッセージ」につきまして、誤ってアンインストールすることを防ぐため、「SoftBankメール」アプリを含め、現在 Google Play™ ストアでのアプリの配信を一時的に停止しております。[5月10日(木)追記]


「+メッセージ(プラスメッセージ)」に関するご注意 | 個人のお客さまへのお知らせ | お知らせ | モバイル | ソフトバンク


*追記:2018.06.21

iOS版の+メッセージも配信が開始されました。

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Category:MVNO/格安SIM
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