NifMo「通信の最適化」のトライアル運用を開始!mineoは大炎上したのに・・・

NifMoが通信品質を向上を目的に、2018年12月18日~2019年2月28日の期間で、通信の最適化のトライアル運用を開始するようです。

各概要の一部抜粋。

①トラフィックコントロール装置の導入

このたび新たに導入するトラフィックコントロール装置は、データの送受信タイミングや送受信するデータ量を通信回線の混雑状況に応じて柔軟に調整することができます。これにより、パケットの再送トラフィック量を削減し、今までよりも効率的なパケットの送受信が可能になります。

②https通信のペーシング

暗号化通信の一種であるhttps通信が行われる際に、トラフィックコントロール装置によって、お客様のご利用端末(スマートフォンやタブレット端末など)に届くデータパケットを最適なペースにコントロールするものです。

③QUIC通信の流量コントロール

「QUIC通信の流量コントロール」とは、特定ポート宛(ポート番号443)のUDP通信により発生したデータパケットを対象として、トラフィックコントロール装置がそのデータ通信の流量をコントロールします。


NifMoの通信品質に関する取り組み |格安SIMのNifMo(ニフモ)


技術的な事はよく分からないが、他社とやることは同じだと思います。ちなみにdocomoやauも通信の最適化は行なっています。解除には要申込。

MNOはともかく、昼間や夕方以降に通信速度が遅くなる時間帯があるMVNOは導入した方がユーザーにとってはメリットな通信の最適化。

それでもmineoなんかも見てますと、MVNOの増強費用を抑えるよう事が目的のように思える部分はあります。取りあえずトライアル運用なので、今後正式に採用するか、そして採用後に設定の解除ができるかは要注目。

通信の最適化で面白いのが先ほど出したmineoです。NifMoの今回の発表は殆ど話題になっていないし、まして炎上なんてしていない。しかしmineoの場合は炎上。

NifMoの様に告知しとけば、炎上なんてしなかっただろうにと改めて思う。mineoの場合は普段の言っていることに反してというところと、密かに行なったことと、100万回線突破のタイミングで開始、プレミアムコースにも適用されていたりと、炎上させるべく炎上した。

mineoの通信の最適化 時系列

[2017年]
8月末:一部のペーシング検証・チューニング実施

12月:ネットワーク状況記事の測定方法と目標値変更

[2018年]
1月18日:「圧倒的ファンファースト」宣言

4月10日:
100万回線突破
通信の最適化開始

5月7日:
マイネ王に謝罪文掲載

9月27日:通信の最適化解除開始

通信の最適化で話題となったのは、SoftBankとmineoだけではないでしょうか。個人的のこの2社は近いものを感じます。

それでも炎上したのはユーザーにはメリットがあって、設定で解除が可能になりました。炎上していなかったら解除できなかったのでは。最近mineoを契約した人はこの話題すら知らないと思いますので、気になる方は解除を。デフォルトはオンになってます。

スポンサードリンク


Category:NifMo
Tags:MVNONifMomineo通信の最適化

amazon タブレット

Audible